10月22〜24日に開催された「 韓国旅検定 」の本国大会「 韓国クイズ選手権2023 」に参加して来ました。
「韓国旅検定」は2020年7月に、新型コロナウィルス感染症の影響で韓国に行きたくても行けなかった時期、韓国観光公社東京支社から誕生。オンラインで受験でき、家にいながら韓国旅行の気分が味わえ、また、問題は韓流、グルメ、ビューティー、カルチャー、観光など多岐に渡るため、韓国に関する幅広く深い知識を学べる、『知れば、知るほど、好きになる』とても楽しいクイズ形式の検定です。
今回の2泊3日の韓国旅検定ツアーは、会員登録(無料)し、8月末から開催された第8回の韓国旅検定(本検定)を受験、且つ、過去の検定も受験して必要なポイントを獲得することで応募できました。とても人気があり、本検定以外のミニ検定、スペシャル検定、オフライン検定などを含めるとこれまで14回も開催され、累積会員数は2万4千人を超えるそうです。
韓国旅検定ウェブサイト(過去問を受験できます) https://koreatabikentei.jp/
筆者の昨年の寄稿「ときめく韓国!韓国旅検定ツアー「韓国旅検定感謝祭 in ソウル」参加報告」
・祝・韓流20周年〜江原特別自治道の春川市へ
韓流ブームの幕開けとも言える大人気の韓国ドラマ「冬のソナタ」(以下、冬ソナ)。2003年に日本で放送されてから20年を迎える今年を「韓流20周年」と記念し様々なイベントが開催されていますが、韓国旅検定の「韓国クイズ選手権2023」も、冬ソナの撮影が行われた江原特別自治道の春川市で開催されることとなりました。
参加者は65名。成田、大阪、福岡空港から22日に仁川空港に到着しソウル入り、23日の朝にホテルからバスで春川に向かいました。
私が乗った2号車のガイドのクォン・ミヨンさんがとても明るくて元気な方で、楽しいバスの旅に。春川はもちろんのこと、冬ソナやロケ地についてもかなり詳しいベテランで、いろいろと丁寧に教えてくれました。
まずは昼食タイム。ダッカルビで有名な春川の明洞通りへ。よく見かける「春川明洞ダッカルビ」という名前はここから来ているのですね。
冬ソナで主役を務めたペ・ヨンジュンさんとチェ・ジウさんの演じた、チュンサンとユジンの銅像が通りの中央にあり、そこで韓国観光公社のスタッフの皆さん、春川市の職員の皆さんが私たちを出迎えてくださいました。歓迎プレゼントの春川グッズをいただき、記念撮影。そして「明洞1番地」というタッカルビとマッククスの専門店に行き、みんなで本場のタッカルビを味わいました。トッポキやさつまいもも入っていて、さらにうどん、チーズ、締めにはご飯も加えてポックンパプ。美味しくてお腹いっぱいでした。
・南怡島でクイズ大会
食後はいよいよクイズ大会。会場となる南怡島(ナミソム)へ。5分ほど船に乗って島へ渡ります。冬ソナの主人公たちの学生時代のシーンが撮影されたところで有名ですよね。ダム建設の際に人工的に誕生した島だそうで昔はピーナッツ畑だったとか。現在は「ナミナラ共和国」というテーマパークになっています。島全体が緑豊かな庭園で、撮影地に選ばれるだけあって景色がとても美しい。レストラン、カフェ、工芸品店、公演場、ホテルもあり、子連れの方も多く、国内外から観光客がたくさん訪れていました。南怡島とは、世宗大王の時代に活躍した南怡将軍の名前から付けられたそうで、お墓もありました。
「韓国クイズ選手権2023」はマジックホールという公演場で、韓国観光公社国際マーケティング室 イ・ヨングン室長、韓国観光公社日本チーム ヤン・ギョンスチーム長、江原観光財団 カン・オキ代表、南怡島 ミン·ギョンヒョク代表も列席のもと行われました。来賓の皆様のご挨拶からも、韓流20週年、そして韓国訪問の年という記念すべき年に韓国に来た私たちを歓迎してくださる気持ちが伝わって来て、とても嬉しかったです。
春川に関する問題も多く出題されるとのことで、全20問のうち何問正解できるだろうかとずいぶん緊張しました。でも、昨年と同じく司会を務められたラジオDJ浜平恭子さんの小気味良い話術と、チェ・ジウさん扮する「ユジン」まで演じてくださったことで、会場に笑顔がもたらされ、緊張がほぐれました。
入賞者の商品は今年も豪華で、1位は日韓往復航空券、2位は春川のレゴランドホテル宿泊券、3位は螺鈿タンブラー、4位は陶磁器の小皿セット、5位は南怡島の雪だるまクッキーでした。座席別に2チームに分かれた「団体戦」も用意されていて、勝利チームには釜山機張蟹のキャラクターポーチが。参加者全員にクイズ選手権オリジナル膝掛けや、韓国でブームの薬菓のドーナツなど、たくさんのプレゼントをいただきました。
クイズの後は夕暮れまで島内で自由時間。南怡島は冬ソナで主人公たちが雪だるまを作り、メタセコイア並木を仲良く歩き、水辺で自転車に乗るなど数々の名シーンが撮影されたところなので、紅葉を愛でながら、撮影場所を目指しあちこち散策しました。可愛いリスやウサギもいて、心が和む優しい雰囲気の島です。
島内のレストラン「南門」での夕食は、蓮の葉ご飯、プルコギ、テンジャンチゲの定食。どれもとても美味しかったです。南怡島まで駆けつけてくださった春川市長さんのご厚意で当初よりメニューが豪華になったのだそうです。プレゼントや食事まで、昨年同様このツアーを用意してくださった皆様の温かさには本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。これらは韓国旅検定のツアーでなければ味わえない特別な喜びではないかと思います。
船で島から出るころは真っ暗で、ライトアップされた夜景や島の上に浮かんでいた月が綺麗でした。江原、春川、南怡島にぜひまた訪れたいと思わずにはいられません。
・心地よいホテル泊、新たな友達との出会いも魅力のひとつ
参加者は、ベストウェスタンプレミアムソウルガーデン(麻浦)、G3ホテル忠武路、ミッドシティ明洞の3つに分かれて宿泊。私はG3ホテル忠武路でしたが、駅からすぐでアクセスが良く、昨年出来たばかりという綺麗なホテルでした。他のホテルに宿泊した方も、綺麗でお部屋も広くリラックス出来たとのことでした。普段は韓国ひとり旅が多くグレードの高いホテルにはあまり泊まらないので、このツアーの度にホテルでの心地良い時間を過ごさせてもらえるのもうれしいです。
また、韓国LOVERS同士が仲良くなり輪が広がる、出会いという宝をもらえることも韓国旅検定ツアーの素敵な魅力だと思います。昨年の韓国旅検定に参加したことで新たなお友達ができ、韓国観光公社や駐日韓国文化院主催のイベントに一緒に参加するなど、普段から連絡を取りいろいろと情報交換をしています。今年もみなさん参加されるということで、仲良く成田空港から一緒に向かいました。仁川空港に到着した初日の午後や帰国前などの自由時間には、昌徳宮で開催された「月明かり紀行」、明洞、国立古宮博物館など、イベント、展示鑑賞、ショッピングに駆け巡り、一緒に韓国を満喫しました。Facebookコミュニティ「Kフレンズ」でオンライン上の知り合いだった方とも初めてお会いすることが出来ました。韓国を大好きという共通点があるのですぐに意気投合出来ます。
来年も韓国旅検定ツアーが開催されたら、またぜひ参加するつもりです。その時にはぜひみなさんと一緒に楽しい時間を過ごすことができ、素敵な輪がさらに広がっていったらうれしいなと思っています。
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