ソウル国際図書展が6月14日から18日までCOEX貿易センターで開催されました。
ソウルで毎年開催される国際図書展はソウルの独立出版文化空間である大韓出版文化協会が主催し、国内外の出版社、作家、読者が集まって多様な図書や文学活動を楽しむ場として知られています。
展示会場入り口=写真(加藤清)
ソウル国際図書展は主に次のような活動とプログラムを含みます。
国内外の出版社が自己出版物から大型出版物まで多様な図書を展示·販売するブースが用意されていました。
中でも自己出版の経験者が個人出版社を運営する展示ブースが数多く出展されており、出版に対するアドバイスやノウハウを分かりやすく説明してくれました。
展示ブース=写真(加藤清)
国内外の作家が自分の作品に対する話や文学創作過程などについて講演なども実施されました。
韓国の出版の特徴として、日本書籍の翻訳本が非常に多いという特徴があります。それは、日本でヒットした作品は韓国でも話題となるからです。
またそれは、日本文化と韓国文化の交流をもたらす良い媒体になっていると言えます。
展示ブース=写真(加藤清)
会場では読書討論、詩読解、文学作品朗読など読書と文学をテーマにした多様な行事と公演が行われていました。
幼稚園児や小学生の子連れも多く見られ、教育熱心な保護者たちは絵本を通して読書と文学の楽しさを体験させていました。
このようにソウル国際図書展は読者と作家、出版社、文学関係者が疎通し交流できる場として知られています。
=写真(加藤清)